生沢ルリ子(ゲートキーパーズTV版)
文/土谷 晶
photo by 吉岡平
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とある事情により依頼を受けて作成、着用した衣装。
この辺の経緯は「SF大会レポート」へ譲るとしてここでは衣装作成小噺などを(笑)。
セーラー服という事で、セーラー襟の型紙を買ってくる。それをちょいちょいと補正して上着は完成。
同時に友人の為に作っていたToHeartの制服をこの型紙を元に更に変形。まぁその話しはまた別にレポート書きますので置いといて。
スカートはどんな形にするか悩んだ挙句にフレアースカートにヒダが入った形に決定。
円錐型のフレアスカートの型紙を作成してヒダを割り入れる。
これで完成。
うーん、今回型紙的には簡単ですね。
ていうか、縫うのも実は簡単(笑)。
セーラー服は元々「実際に存在」している服なので、特に難しい事考えずに出来上がりました。
ゆいいつ自分で考えたのは襟やスカートの白いラインかな。
このラインは「テープメーカー」という道具で上着の白い布と同じ布でテープを作ってミシンで縫いつけてあります。 このテープメーカーは細さがいくつか種類があり、この道具に布を通してアイロンをかける事によってバイアステープ状のテープが出来上がるという物です。私も今回始めて利用。道具がアイロンですぐ熱くなるのが難点か^^;A。
で、今回悩んだ点。
実はリボン類です(笑)。
胸元のリボン、これ5センチ幅ほどのリボンを結んでいるのですが、これだと胸元、結び目手前のスカーフが襟からはみ出る部分が出来ないんです(この説明で解るかな?^^;)。
普通は三角形のスカーフを結ぶから出切る訳で、5センチ幅のリボンを結んだらぎゅっと結ばれて終わり。
悩んだ結果出来上がったリボンは、ツチノコのようななんとも不思議なカタチをしておりましたとさ(笑)。(すいません、今デジカメ壊れてるんで部分詳細の写真今度UPします^^;)
頭のリボン、これも普通にぎゅっとリボンを結ぶと、結んだ事ある人はわかると思うけどだらーんと垂れてしまうし結び目くしゅくしゅっとなってあまり綺麗じゃない。
と言う訳で、これは予めリボンの形を作ったものをボタンで止めるようにしてあります。
また、リボンの真中の結び目にあたる部分は、棉をいれてちょっと立体感を持たせてあります。こうするとちょい自然な感じになります。
リボンなどは、場合によってはリボン全体に棉を詰めて作る事があります。
普通にリボンを結ぶと、重力に引かれてだらーんとして絵に描いたようなリボン形には開かないんですよね(笑)。
その場合、リボン型を作ってやって綿を詰めてやるとちゃんと開いた形になる(ただしつめすぎてはいけません(笑))。
ただ、重力にはやっぱり負けちゃうので、負けないよう裏をスナップや安全ピンなどで定位置に止めてやると「絵」のようになります(笑)。
リアルにするか、それとも絵に従うか。
好み次第ですがね^^;。
蛇足:←の写真、1枚目と2枚目で微妙に前髪が違っています(笑)。1枚目の方が正解です、ごめんなさい^^;。
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