ゼクト


第1話 お花見に赤ゼクト


 今年は春のおとずれが早く、もはや桜の花も咲き散ってしまう今日この頃、面白いことを思い出します。

 ワインの輸入業者から、二次発酵をおこした赤ゼクトの使い道はないものかと持ち込まれ、冷々にして開栓して見ると半分以上中空に噴射してしまい、とても室内では飲めたものではありませんでした。

 ところが、味は別段劣化しているわけでもなく、いったいどうしたものなのでしょう?

 それから考えました。丁度ダイバーグループが現れ、飲食をしていただいた席で、ふと思いつき、「この赤ゼクトを海に持っていって、海から上がった時、着替える前に思いっきり Sektをあびながらダイビングの仕上を楽しむのはどうかしら」と提 案! 皆んな大喜びで持ち帰って下さいました。

 それからしばらくして、グループのひとりが現れ、実はお花見にあの赤ゼクトを冷々にして持ち込み、集まりの桜の下で開けたそうです。とんでもないところに噴射していって、大笑いになったお話!! となりの席は、サイクリングの帰り道のグル ープで、この人達が浴びてしまったのです。そして、それこそ縁起がいいぞ! と云って、みんなで大喜びだったとのこと。

用途
 赤ゼクト 白ゼクト Brillant(味 ノーマル・タイプ)
1、お正月に赤・白で開ける。
2、三月のお雛様やお花見にお似合い。
3、デートのひとときにも、かかせない。

 当店は、静かなる赤ゼクト常時御用意しております。
(2002.4.3 記)


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